ダルルエッグ

好きなアーティストについて書いていきます

2nd Single 鱗

個人的に秦基博の曲の中でトップクラスに好き!

シンプルで爽やかで風が流れるような曲調の中に物凄い力強さを感じさせる名曲。 弾き語りでカバーをして見てもとても気持ちいい!

福島への復興支援動画として秦基博弾き語りバージョンがあるので、よければぜひ見てください!^ - ^

 

 

ずっと現在進行形で歌っている曲なので、改めて振り返ることはない曲かもしれません。これからも歌い続けるつもりではいます。歌い出しの<君の瞳に 映り込んだ僕は魚>というところから、曲と詞が一緒にどばっと出来た曲でしたね。

曲の"色“というか…緑がかった君の瞳とか、"鱗"とか"泳ぐ“とかからイメージする水の色だったり。そういう青だったり緑だったりという色があって。それがワーッと曲になって
いった、という感じでした。<緑がかった君の瞳>というのは、決して青い瞳の金髪の女性、みたいなことではなくて、黒い瞳ではあるんですけど、緑っぽい黒というか。黒の中にも色があるものってあるじゃないですか? そんなイメージだったんですよね。

3rd single青い蝶

天国の青い蝶』(原題『ブルー·モルフォ』)という映画を観て、その物語から着想して書いた曲です。

少年が昆虫学者とジャングルに青い幻の蝶を探しに行く、というストーリーなんですけど、その子が病気で余命いくばくもない状態だったのが、青い蝶を見つけて病気が治った、という実話を元にした映画なんです。その幻の蝶をモチーフに、映画とは違う、自分のストーリーを書いていました。そういう書き方をしたこ

とは後にも先にもないですね。言ってみれば、勝手にタイアップ曲を書いたみたい

な感じです(笑)。

蝶というものは僕にとって、曲によって印象が変わるものですね。この曲の中だと、蝶が持っている妖艶な感じというよりは、少し爽やかなものとして捉えていて。でもたとえば「Selva」という曲に出てくる蝶はもっと妖艶なイメージもあるんですけど。この曲はもっと少年性が強いんでしょうね。曲を書いたのは25、6歳の頃ですけど、映画の主人公が少年だったこともあって、元気な感じで書いているところはあ

ります。

やわらかな午後に遅い朝食を 〜秦基博 1st Album

デビューシングル「シンクロ」のカップリング曲として収録されている。シンクロのアップテンポ感と比べて、スローなバラードに近い曲になっている。個人的には土曜日の仕事終わりの少し遅めに起きたときの朝食のシーンをイメージしている笑。 気怠い雰囲気の中で前に向かって行こうとしている描写に私もなんども励まされた。

 

秦「学生時代や20代前半の頃は朝食は食べないでお昼と一緒ということが多かったです。今はわりと規則的で、メニューはパンとコーヒーが多いかもしれません。

 

 

1st single シンクロ

秦基博の記念すべき1st singleのタイトル曲 〜シンクロ〜

2006.11.08に発売されたこの曲は【シンクロ】という曲名通り、秦さん自身がお客さんとの同調を求め、これから出発して行こうという意志を感じる曲になっている。

 

この曲はギターの構成は比較的シンプルだが、マックスのキーが高く、歌う人泣かせの曲だ。 私自身、なかなかこのキーが安定して出さずに半ばシャウトのような形になってしまう(T ^ T)

秦さん自身も当時の勢いままに自身でも限界キーに近いとこに設定しまったとラジオで語っていた。

 

秦「当時の自分にはこういうビート感のある曲はあまりなくて、初めて書いたぐらいの曲だったんですよね。だから手を繋いで走り出すような、まさに疾走していく感じの歌詞の世界になったのは、自分が初期衝動的にこういう曲を書いたのと相まってのことなのかと思います。

 

僕自身がシンクロしているなあと感じるのは特にライブをしている時に多いですね。お客さんとはもちろんそうですし、ミュージシャン、スタッフも含めて同じようなところにいるような感覚があるし。そういう瞬間はいっぱいありますよ。」

 

秦基博という人間

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秦基博という人間は稀有な存在だ。

ミュージシャンの乱暴で破天荒でカリスマ性のある一般的なイメージと違い、落ち着いていて、物静かで街中でも普通に歩いていそうな男に見える。

しかし、一度歌い出すと、鋼と鱗でできた声というキャッチコピーにふさわしく、まっすぐだが、ハスキーでどこまでも伸びる声、そして普遍的で私たち日本人の心を掴んではなさないような繊細で叙情的な歌詞が愛用ギターのGIbson J-45の荒々しく、切ないサウンドから溢れ出す。

僕もファン歴は長く、デビュー直後からたまたまYouTubeで聞いて以来、耳を掴んで離さなくなった。

今回はそんな秦基博の内側に迫ったブログを書いていきたい。